知人で古くからオーディオ道を驀進している人がいます。
毎年のように大型スピーカー、それも数百万円もするものをバンバン買って取り換えていますからその総額は天文学的となるでしょう。でもそうでもないのは弟子に半額で譲ってやったり、どうしてもその音を我が家でも鳴らしたいと訴えるマニアに惜しげもなく譲渡しているからです。これを私はおさがり友の会と揶揄していますが（笑）無駄のない方法ですね。業者に下取りさせたり買い取り業者に渡せば二束三文でせいぜい定価の二割程度だからです。半値で売れば随分お得です。
時折我が家に来る近隣のレコードマニアが自分のところにある改造したスピーカーと同じものを我が家で見て譲ってくれ！と言っています。彼のところはいろいろ長い間に改造しているので本来の音がわからなくなっているようでしたが、我が家のそもそもの音を聴きこれはしまったと思ったかどうかはわかりませんが？スタート時点に戻ろうと考えたようです。
スピーカーはオークションで価値を知らない札幌の中古品業者からとてもリーズナブルな値段で買ったものなのでお譲りするのに異存はありません。でもまだ1年もたっていないのでせめてもう数か月聞いた後で差し上げたいと思います。
男も女も求められるうちが華だと申します。
我が家もおさがり友の会を仙台で作り、不要になったオーディオは欲しい方に回してやろうと思います。
お譲りするまで鳴らしこんで、もっといい音にしておくつもりです。オーディオ装置はこのエージングと言う操作が極めて重要なのです(^^)。
