伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

宇宙人はいるか

高校生の頃家に帰ってテレビを付けたらNHKの女性手帳と言う番組で作家の小松左京さんが「宇宙人はいるのか?」という話をしていた。

 

小松左京ことモリミノルさんは京都大学を出た後株の仲買など様々な職業を変遷した後作家としてデビューしました。初期にはすごい漫画も描いていたと手塚治虫さんが言っていますので多彩な人だったようですね。

 

当時日本を代表するSF作家であった氏はそのとき、広大な宇宙には数千億個もの銀河がありその中にはこれまた数千億個もの恒星があるので地球のような文明を持つ星はあると考えて不思議はありませんねと言っていたがどうなのだろう。

 

地球が生命を持つ星に至ったのは太古の昔に原始地球に火星ほどの星が衝突し、いったんバラバラになった後で星屑が地球を回る月を形成したからに他ならないと言われているのを考えると、生半可な確率で生命を持ちさらには文明を持つ星が誕生するとは考えられないのではないだろうか。

 

月が地球の周りを公転して地球の地軸を安定させ、さらにはその重力で地球に海の満ち引きを起こして海水の循環を引き起こしているのを見れば月がなければ海水の循環による大気の温暖化もなかったことから奇跡に近いことだと思わざるを得ない。

 

もしかすると宇宙にただ一つ残されたオアシスが地球なのかもしれない。

 

地球外文明を求めてSETIという計画が進められているがこれは強力な電波を宇宙に発信してその返信を待つという気の遠くなる計画だ。

 

よしんば近くの星に届いたとしても光の速さで数十年という距離では返信にも同じ時間がかかります。

人類が地球にいつまでいれるかわかりませんが恐らくは気づいた宇宙人が宇宙船で来ることは遠すぎてできないでしょう。相対性理論で光の速さを超えるスピードは得られないからです。

 

もし超絶の科学力ででかい宇宙船で来れるとしたらホーキング博士が言っていたようにその時地球人が出会うのはETではなく、インディペンデンスデイになりそうです(^^);。

コロンブスにより発見されてしまったアメリカインディアンのような末路をたどることでしょう。たちまち征服され跡形もなく皆殺しになるのです。

 

わたしは宇宙人がいない方にかけたいと思います(^^)。