数十年ぶりに風邪をこじらせ4日ほど休ませていただきました。
初めて肺炎になったのは30代の前半で、11月の寒いシカゴの学会で風邪を引き完治しないままに無理をして診療を続けていたために42度の高熱が二晩続き、近くの高木先生を受診したときは肺が真っ白だったそうですぐに医院の二階に入院となりました。
運が良かったのは高木先生は東北大学の第二外科で講師までされていた優秀な方で、のちに父の腎臓がんや大腸がんも見つけていただきました。
大腸がんは自分の部下で優秀なのがいる逓信病院がいいでしょうと紹介状も書いていただき、そちらの宮川先生とは今も最高の友人です。のちに私の大腸がんも手術していただきましたがもう15年も前の事です。
で今回はご子息に見ていただいています。
街医者の良いのはすぐに診てもらえ適切な処置を施していただけることにあります。
胸の痛みは4日ほど薬を飲んで寝ていれば直りますとの暖かいお言葉でその通りになりました。診立ては大事です。
普段元気印を標榜していますが時折不意にやってくる鬼の霍乱には注意が必要だと今回もあらためて感じ入りました。
適切な診断と素早い対処が街医者には最も大切なことですね。