伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

鬼の霍乱

数十年ぶりに風邪をこじらせ4日ほど休ませていただきました。

初めて肺炎になったのは30代の前半で、11月の寒いシカゴの学会で風邪を引き完治しないままに無理をして診療を続けていたために42度の高熱が二晩続き、近くの高木先生を受診したときは肺が真っ白だったそうですぐに医院の二階に入院となりました。

運が良かったのは高木先生は東北大学の第二外科で講師までされていた優秀な方で、のちに父の腎臓がんや大腸がんも見つけていただきました。

大腸がんは自分の部下で優秀なのがいる逓信病院がいいでしょうと紹介状も書いていただき、そちらの宮川先生とは今も最高の友人です。のちに私の大腸がんも手術していただきましたがもう15年も前の事です。

 

で今回はご子息に見ていただいています。

街医者の良いのはすぐに診てもらえ適切な処置を施していただけることにあります。

 

胸の痛みは4日ほど薬を飲んで寝ていれば直りますとの暖かいお言葉でその通りになりました。診立ては大事です。

 

普段元気印を標榜していますが時折不意にやってくる鬼の霍乱には注意が必要だと今回もあらためて感じ入りました。

 

適切な診断と素早い対処が街医者には最も大切なことですね。

 

破廉恥先生跋扈する

北海道で教師が教え子と校内でなにやらいけないことをしていたのがばれて懲戒免職になったそう。また別のところではやはり学校職員が生徒を盗撮してこちらも懲戒免職になっている。

 

京都の教育大学の教授が調べたら教師によるわいせつ行為は一般の1.4倍だというから極めて高いと言える。

そもそも教員を目指す動機がそちらなのか職場の雰囲気にのまれてそうなったのかはわからないが、事件を起こす教員が最近特に目に付くのは間違いない。

 

大学の学生だった時に一番のバイト先は家庭教師か学習塾の先生だった。

家庭教師にあちこち行ったが中には鐘紡のレディー80に宮城県代表で出た美少女もいた。捨て猫防止協会の会長をやっているとかで活発な生徒だったが大学生から見れば高校生はほんの子供同然で恋愛の対象にもならなかった。

 

それでも同級生で共産党員の中学生の子供に教えているうちに恋仲になりひと騒動あったやつもいたから世の中はわからない(笑)。すったもんだで落第して一年遅れて卒業したからいい薬になった事だろうと思う。

 

昔はスマホもないしデジカメも無いから女子生徒の下着を盗撮するなんてことは考えも起きなかったから文明の発展は眠っている人間の愚かさを目覚めさせるようで悲しい。

 

これでは宇宙人が来ても恥ずかしくて地球人として胸を張れません(^^);

 

市ヶ谷の防衛省に行きました。

先週木曜日の晴天でしたがとても寒い日に市ヶ谷の防衛省に初めて行ってきました。

当日水道橋のホテルでロータリークラブの東京OB会が4年ぶりに行われたので、その前半にどなたかがセッティングしてくれたようです。

 

身分証明書を見せ、見学料の700円!を係りの人にお渡しして大本営の地下作戦所に入ることから始まりました。

ここは昭和17年に大本営の総指揮所として建設され、7メートルの暑さのコンクリートの上に大量の土をかぶせた大きな施設です。

500キロ爆弾にも大丈夫なように作られたそうですがそれがどれほどの物なのかはわかりません。

空気取り入れ口は天井部分にありカモフラージュのために石灯篭が置いてあり周りは庭園になっていました。

 

おりしもアメリカではアカデミー賞の季節で、昨日作品賞ほか7つの賞を原爆のマンハッタン計画を完遂させ日本に原爆を落とすことに成功させたオッペンハイマーの物語が受賞していました。世界的な大ヒットだそうですが日本への謝罪も憐憫もなかったようなので日本ではどうでしょうか。私は絶対観に行きませんね。

 

その後三島由紀夫がバルコニーから檄を飛ばし割腹自殺を遂げた部屋や東京裁判の行われた大講堂などをしばし見学し割り切れない思いを胸に水道橋まで歩きました。

 

泊まったホテルは客がほぼ中華系一色で広いロビーには良くわからない言語が飛び交っていました。もう日本ではないようでした。

日経新聞のいい加減性を読む

数年前を振り返れば日本経済新聞はこれからはカーボンフリーの時代だ。排気ガスを出さない電気自動車がこれからの車社会の中心になりトヨタのような会社はすっかり世界から取り残されていくだろうという御宣託を述べていました。

 

それが今日では寒冷地にはバッテリー駆動の電気自動車はそもそも不向きで役に立たないというのがわかり、ノルウェー等は国策で電気自動車を進めていたのをすっかりやめてガソリン車に回帰していますしアメリカでも大寒波が来てすっかりEVは鳴りを潜めてしまいました。EVは寒さに弱いのです。

 

世界で最初に電気自動車に手を染めたのは日本の自動車会社で将来の問題点もわかり積極的には勧めてこなかったのが実情ですがこのことは誰も知りません。

 

フォードやGMそれにヨーロッパの自動車会社もすべて電気自動車の開発から手を引きつつあります。将来を見込んでEVに莫大な資金を投じたフォードやGMは倒産の噂さえささやかれるほどです。

 

ニューヨークタイムスは今までトヨタを悪く言ってごめんなさいと紙面で詫びを入れました。これが欧米の偉い所で間違った記事を書いたら素直に謝る。ところが日本の経済新聞社は間違った記事を書いてもそれには頬かむりして謝りません。

 

戦後の学生運動でどこにも就職できなかった連中が就職したのはマスコミ。

日本が駄目になればいいというのが左巻きの考えですから日本のマスコミは信用ならない。

 

さんざんトヨタの悪口を書いていた日経新聞はトヨタの会長が亡くなった後全国でただ一紙だけ偲ぶ会の広告掲載を許されませんでした。それ程トヨタの怒りは大きい。

 

日経は現在トヨタに出禁だそうです。

 

これは昼にご一緒したファイナンシャルアドバイザーのI氏のお話ですから参考までに。

ホテル代の高騰

都内に宿泊しようとしたらいつものホテルが倍以上に宿泊料が高騰していて仰天しました。

 

六本木にある外資系の高級ホテルも以前は赤ワインのボトル付きで一日5食付きのクラブフロアの部屋が5万円ほどであったのが今はなんと22万円!

設立当初は子供は宿泊させなかったのがいつの間にか中国人の子供が走り回るホテルに変貌を遂げました。

 

マネージャーに尋ねるとお子様はちいさなジェントルマンですからだと(笑)。

中華マネーにひれ伏したのでしょう。

とにかく異常な円安で訪日する外国人観光客の数がうなぎ上りで各地で地元住人との軋轢も生んでいるようです。曰く外人で混んでて通勤バスにも乗れない。

 

仕事場のすぐ近くに建った新しいホテルにはピンクの服を着たいかにも中華圏の観光客が朝早くから観光バスに乗って出かける準備をしています。

こちらはビジネスホテルなので手ごろな値段ですがそれでも調べてみると以前の仙台のビジネスホテルの倍近い値段に驚きます。

 

株価は天井知らずで上がりっぱなしですが生活実感としてはしっくりこない方が大半でしょうね。

円安バブルが収まった時が泊まり時でしょう(^^)。しばらくは旅行は我慢です。

不義理の勧め

誰でも生きていくうえで他人との多少の接点は持っているが、盆暮れのご挨拶や年始の賀状等で歳を取っても社会性は失わずにいることが多いと思う。

 

それが最近では年賀状を今年で最後にしますという御挨拶が届くことが多く自ら義理の世界から身を遠ざけて身軽になる人が多いのにある意味で感銘を受けています。

 

確かに年寄りが比較的多く亡くなる冬場には出かけることの危険性の方が義理すべよりも上に来るのは当たり前のことだと思う。葬儀で転んで自分の葬儀を出しては笑い話にもなりません(笑)。

 

高齢者になった実感が出て来たら世のしきたりにとらわれず、安全で心休める毎日を過ごすのが一番でしょう。自分の人生は自分のものです。義理を欠くことでより良い老後を過ごしたいものです。

トヨタ自動車爆上げ止まらず

この欄で何度も言っていますがトヨタの株価が天井知らずで上げています。

 

半導体産業も底なしの勢いですがトヨタはすでに世界一の企業になっているでしょう。

なにせ売り上げが43兆円で純益が4兆円と言う途方もない金額です。

 

世界中で電気自動車が様々な問題から失速している現状でガソリン、ハイブリッド、水素、電気とあらゆる方面に万全の強みを持つトヨタの牙城を犯すメーカーは世界にはないでしょう。

 

中国製のBYD(Bild your dream)社が中国政府の補助金を得て低価格で世界を席巻する勢いですが日本では全くの不人気です。欧州では中国製電気自動車に高い関税をかける動きが本格化してアメリカも同様です。いずれチャイナビークルは行き詰まるでしょう。

 

トヨタを買おう!と言ってからすでに株価は6割以上も上がりました。日本経済は好調な輸出に支えられ決してバブルではありません。実体のない土地神話に引きずられて踊った以前のバブルとは全く違うのです。構造不況業種は医療業界ぐらいです(笑)。

 

三月の決算がもうすぐです。決算が過ぎ配当金を払えば株価はひと時下がりますがその後は再び上昇に転ずるでしょう。

 

これからでも仕込みは遅くないと思います。株価はまだまだ安すぎると思います。

自己責任でどうぞ(^^)。