伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

台湾との友好

先週末に四日間の台湾台北への旅をしてきました。

 

私がおよそ十年前に結んだ台北大龍峒ロータリークラブとの姉妹クラブの5年毎の更新の調印式と台北ロータリークラブの地区大会参加のためでした。

 

向こうの大歓待ぶりは以前と変わらずで物凄い御馳走と大量のお土産をいただいて帰国しました。台湾人のホスピタリティーは感動ものです。

 

特に仲の良い仲間とはいろいろ話をして楽しい時間を過ごしてきました。皆さんアメリカに留学されている社長さんばかりで言葉の壁はありません。

ニックネームで呼び合うので私はデンティストです。

台湾大学の工学部の教授をしていた方はプロフェッサーさんで、国立台湾大学を出た後アメリカのUCLAで博士号を取得しシリコンバレーの新しい会社に勤めて給料やボーナスをストック(株式)でたくさんもらったのをすべてお金に換えて大変なお金持ちで帰国したそうです。奥様も同じUCLAでしたから優秀なご家族です。

 

息子と娘をプロゴルファーにしたくてプロのコーチに付けているんだと言って動画を見せてくれました。素晴らしいスウィングに感動しました。やはりゴルフは小学生から始めないといけませんね。

 

彼は帰国して若くして台湾大学の教授になりましたが給料がばかばかしいほど安いのでさっさと見切りをつけてやめ、現在は世界中をスキーやゴルフをして遊んでいます。いいですね。

 

仙台に来た時は一緒にゴルフをしたり、蔵王に家族でスキーに来た時は蔵王のホテルに表敬訪問して大変喜ばれました。

 

二年後に台北でロータリーの世界大会が開かれる予定ですが、彼はその時に会長なので台湾で一番のゴルフ場を予約しておくので一緒にやりましょうと誘ってくれました。

 

台湾人は昔の日本人のような気質が残っており好きですね。

毎日大量のラインが来るのが難点ですが(^^)。

 

それと私と同時期に会長になったセブンさんは空港にオレンジ色のでかいハマー!でお出迎えに来てくれますが台北市内に400件の美容室を持っているそうです。

お正月に蔡英文総統からもらったというお年玉を持ってきてくれました。

ハッピーニューイヤーと書かれた真っ赤な台紙を開くと、中には純金の記念のコインが入っていました。これには驚きました。次期総統とも仲がいいと言って写真を見せてくれたので、おそらくは民進党のスポンサーになっていると思われます。

 

台湾のロータリアンは社会奉仕活動に一生懸命な超お金持ちばかりです。

落ちない株価

節目の4万円と言われていた日経平均株価が苦も無く乗り越えて今日は41000円台を付けています。

アメリカでも経済の好調さに引きずられるように株価は史上最高値を更新し続けています。

給料が日本の数倍なので昼食のマクドナルドやうどんがとんでもない値段でも国民に不満はないそうで何ともすごいことになっています。事実、来日外国客を当てにしたインバウンド丼とか言う目の玉の飛び出るような高価な海鮮丼が外国人にはリーズナブルだと人気です(苦笑)。

 

いずれは笑い話になるのでしょうが、ここしばらくは庶民に実感の湧かない株高は続きそうです。それもこれもお隣の超大国の没落のおかげですからプーさんには感謝しましょう。日本の株価を押し上げているのは昔から外国人投資家ですから、これまで通りに円安が続き日銀が劇的な政策転換をしない限り株価は上がりやがて庶民にもおこぼれが回ってくると期待したいです。

 

日銀の金利復活で真っ先に影響を受けるのはメガバンク。これまで日銀にお金を預けたら逆に利息を払っていたのが無くなるからその差は大きい。

PBRもこぞって1以下なので買うのは今でしょう。自己判断でどうぞ。

鬼の霍乱

数十年ぶりに風邪をこじらせ4日ほど休ませていただきました。

初めて肺炎になったのは30代の前半で、11月の寒いシカゴの学会で風邪を引き完治しないままに無理をして診療を続けていたために42度の高熱が二晩続き、近くの高木先生を受診したときは肺が真っ白だったそうですぐに医院の二階に入院となりました。

運が良かったのは高木先生は東北大学の第二外科で講師までされていた優秀な方で、のちに父の腎臓がんや大腸がんも見つけていただきました。

大腸がんは自分の部下で優秀なのがいる逓信病院がいいでしょうと紹介状も書いていただき、そちらの宮川先生とは今も最高の友人です。のちに私の大腸がんも手術していただきましたがもう15年も前の事です。

 

で今回はご子息に見ていただいています。

街医者の良いのはすぐに診てもらえ適切な処置を施していただけることにあります。

 

胸の痛みは4日ほど薬を飲んで寝ていれば直りますとの暖かいお言葉でその通りになりました。診立ては大事です。

 

普段元気印を標榜していますが時折不意にやってくる鬼の霍乱には注意が必要だと今回もあらためて感じ入りました。

 

適切な診断と素早い対処が街医者には最も大切なことですね。

 

破廉恥先生跋扈する

北海道で教師が教え子と校内でなにやらいけないことをしていたのがばれて懲戒免職になったそう。また別のところではやはり学校職員が生徒を盗撮してこちらも懲戒免職になっている。

 

京都の教育大学の教授が調べたら教師によるわいせつ行為は一般の1.4倍だというから極めて高いと言える。

そもそも教員を目指す動機がそちらなのか職場の雰囲気にのまれてそうなったのかはわからないが、事件を起こす教員が最近特に目に付くのは間違いない。

 

大学の学生だった時に一番のバイト先は家庭教師か学習塾の先生だった。

家庭教師にあちこち行ったが中には鐘紡のレディー80に宮城県代表で出た美少女もいた。捨て猫防止協会の会長をやっているとかで活発な生徒だったが大学生から見れば高校生はほんの子供同然で恋愛の対象にもならなかった。

 

それでも同級生で共産党員の中学生の子供に教えているうちに恋仲になりひと騒動あったやつもいたから世の中はわからない(笑)。すったもんだで落第して一年遅れて卒業したからいい薬になった事だろうと思う。

 

昔はスマホもないしデジカメも無いから女子生徒の下着を盗撮するなんてことは考えも起きなかったから文明の発展は眠っている人間の愚かさを目覚めさせるようで悲しい。

 

これでは宇宙人が来ても恥ずかしくて地球人として胸を張れません(^^);

 

市ヶ谷の防衛省に行きました。

先週木曜日の晴天でしたがとても寒い日に市ヶ谷の防衛省に初めて行ってきました。

当日水道橋のホテルでロータリークラブの東京OB会が4年ぶりに行われたので、その前半にどなたかがセッティングしてくれたようです。

 

身分証明書を見せ、見学料の700円!を係りの人にお渡しして大本営の地下作戦所に入ることから始まりました。

ここは昭和17年に大本営の総指揮所として建設され、7メートルの暑さのコンクリートの上に大量の土をかぶせた大きな施設です。

500キロ爆弾にも大丈夫なように作られたそうですがそれがどれほどの物なのかはわかりません。

空気取り入れ口は天井部分にありカモフラージュのために石灯篭が置いてあり周りは庭園になっていました。

 

おりしもアメリカではアカデミー賞の季節で、昨日作品賞ほか7つの賞を原爆のマンハッタン計画を完遂させ日本に原爆を落とすことに成功させたオッペンハイマーの物語が受賞していました。世界的な大ヒットだそうですが日本への謝罪も憐憫もなかったようなので日本ではどうでしょうか。私は絶対観に行きませんね。

 

その後三島由紀夫がバルコニーから檄を飛ばし割腹自殺を遂げた部屋や東京裁判の行われた大講堂などをしばし見学し割り切れない思いを胸に水道橋まで歩きました。

 

泊まったホテルは客がほぼ中華系一色で広いロビーには良くわからない言語が飛び交っていました。もう日本ではないようでした。

日経新聞のいい加減性を読む

数年前を振り返れば日本経済新聞はこれからはカーボンフリーの時代だ。排気ガスを出さない電気自動車がこれからの車社会の中心になりトヨタのような会社はすっかり世界から取り残されていくだろうという御宣託を述べていました。

 

それが今日では寒冷地にはバッテリー駆動の電気自動車はそもそも不向きで役に立たないというのがわかり、ノルウェー等は国策で電気自動車を進めていたのをすっかりやめてガソリン車に回帰していますしアメリカでも大寒波が来てすっかりEVは鳴りを潜めてしまいました。EVは寒さに弱いのです。

 

世界で最初に電気自動車に手を染めたのは日本の自動車会社で将来の問題点もわかり積極的には勧めてこなかったのが実情ですがこのことは誰も知りません。

 

フォードやGMそれにヨーロッパの自動車会社もすべて電気自動車の開発から手を引きつつあります。将来を見込んでEVに莫大な資金を投じたフォードやGMは倒産の噂さえささやかれるほどです。

 

ニューヨークタイムスは今までトヨタを悪く言ってごめんなさいと紙面で詫びを入れました。これが欧米の偉い所で間違った記事を書いたら素直に謝る。ところが日本の経済新聞社は間違った記事を書いてもそれには頬かむりして謝りません。

 

戦後の学生運動でどこにも就職できなかった連中が就職したのはマスコミ。

日本が駄目になればいいというのが左巻きの考えですから日本のマスコミは信用ならない。

 

さんざんトヨタの悪口を書いていた日経新聞はトヨタの会長が亡くなった後全国でただ一紙だけ偲ぶ会の広告掲載を許されませんでした。それ程トヨタの怒りは大きい。

 

日経は現在トヨタに出禁だそうです。

 

これは昼にご一緒したファイナンシャルアドバイザーのI氏のお話ですから参考までに。

ホテル代の高騰

都内に宿泊しようとしたらいつものホテルが倍以上に宿泊料が高騰していて仰天しました。

 

六本木にある外資系の高級ホテルも以前は赤ワインのボトル付きで一日5食付きのクラブフロアの部屋が5万円ほどであったのが今はなんと22万円!

設立当初は子供は宿泊させなかったのがいつの間にか中国人の子供が走り回るホテルに変貌を遂げました。

 

マネージャーに尋ねるとお子様はちいさなジェントルマンですからだと(笑)。

中華マネーにひれ伏したのでしょう。

とにかく異常な円安で訪日する外国人観光客の数がうなぎ上りで各地で地元住人との軋轢も生んでいるようです。曰く外人で混んでて通勤バスにも乗れない。

 

仕事場のすぐ近くに建った新しいホテルにはピンクの服を着たいかにも中華圏の観光客が朝早くから観光バスに乗って出かける準備をしています。

こちらはビジネスホテルなので手ごろな値段ですがそれでも調べてみると以前の仙台のビジネスホテルの倍近い値段に驚きます。

 

株価は天井知らずで上がりっぱなしですが生活実感としてはしっくりこない方が大半でしょうね。

円安バブルが収まった時が泊まり時でしょう(^^)。しばらくは旅行は我慢です。