昨年猛暑に襲われた中国全土で電気自動車のバッテリー火災による車の消失事故は4000件にも上ったという。
一方で寒冷地では急速にバッテリー性能の低下が起こり、充電までの時間が倍増したり航続距離が半分になったりということが明らかになっている。
中国政府は盟友のロシアに膨大な数のEVを輸出したがその大半は極寒のロシアでは機能せずバッテリーの劣化により使い物にならなくなったためロシア政府は中国からのEVの輸入を禁止してしまった。
寒い所が駄目なら暑い所はいいだろうと考えた中国政府は今度は暑いメキシコに輸出攻勢をかけたが、観光地のコパカバーナでは暑い砂漠では日中の気温が50度にもなるところが多く、リチウムバッテリーが耐えきれずに爆発炎上する事故が続出しこれもダメだと学習した。その挙句の自国の爆発炎上だから頭が痛いことだろうとお悔やみ申し上げる。
アメリカでいま一番売れているのはトヨタのハイブリッド車で前年度の倍近くの売り上げで買うならトヨタ!というのが合言葉になっている。ガソリン車回帰があらわになっているとみて間違いないだろう。
ガソリンもハイブリッドも水素もなんでもあるトヨタは世界の車づくりのトップをひた走り、儲けた金をさらに研究に費やしているので今や無敵だ。
日本ではホンダと日産がここ数年電気自動車を中心にを推進してきたのでこれはいかんと慌てて同盟を結んだのは記憶に新しい。
値段が高くて温度変化に弱い電気自動車は一時のあだ花に終わるか、あるいは10分の充電で1000キロも走れるトヨタの全固体電池が世界をけん引していくのかは目が離せない。
中国のナンバーワン電気自動車メーカーのBYD(Bild Your Dreamいい名前だね!)は鳴り物入りで日本に上陸しましたが昨年上半期の販売台数わずか533台でした。
早々の撤退が考えられます。
はやりすたりは一瞬で、台湾から来たタピオカドリンクも一年もせずにしぼんでしまったのは記憶に新しい。
BYD、グッドラック!