連休の土曜日、大雪の岐阜と好天の川崎からオーディオの友人が赤福と凄いデジタルの変換器を持って我が家にやってきました。
お二人とも50歳と60歳と中年から少し足を踏み出した方たちですが独身です。
うらやましくも結婚の履歴がありません。
稼いだお金をすべてオーディオや落語鑑賞にお使いの趣味人の方たちです。
五橋の美味しいイタリアンレストランで食事をした後我が家に行き、しばし音楽鑑賞となりました。
最初に聴いていただいたのはオークションで買った古いレコードプレーヤーにこちらも古いステレオカートリッジ。これをやはりオークションで二束三文で買ったイギリス製のA級アンプにつなぎバイオリンのレコードを聴いていただきました。
曲はベートーベンのロマンスで東ドイツのバイオリン奏者だったカール・ズスケのエテルナ盤です。
のっけから物凄いバイオリンの妖艶な響きにノックアウトされ、(笑)お二人とも言葉が出ない感じでした。
続いてパガニーニの24のカプリースをイタリアの名手レナート・デ・バルビエーリの火の出るような演奏でびっくりしていただき、最後はこちらもオークションで買ったベルギー製の安物のCDプレーヤーで川田知子さんのストラディバリウスで唸っていただきました。呆然自失だったと翌日帰った後メールが来てました。
お二人とも相当な額をオーディオに浪費されていますが我が家のオークションの中古品の音にはたまげたことでしょう。オーディオとは結局音の良い製品を組み合わせれば終わりなのです。新しい古いは関係ありません。でもそこまで行くのが大変(笑)。道は果てしなく遠いのです。音を良く知っているお店で買わないといけません。
ひとしきり聞いた後デジタルの専門家の知人が持ってきた何やらよくわからない機械を繋いだらとてつもない透明感が部屋を支配してしばし沈黙とため息が続きました。
その後に120インチのスクリーンでYoutubeの美しい女優が映っている昔の歌謡曲を聞き、顔をいじってない美人は最高ですねと互いに笑い合いました。
翌日はsobaダイニングのおしゃれなお店で打ちたてのそばをいただいた後、多賀城のジャズ喫茶パラゴニアンに行き美味しいコーヒーを飲んで帰途につかれました。
今度は五月の連休に蔵王の別荘に行きダブルアームの英国製プレーヤーをお持ち帰りになるようです。
私の後をついてくれば無駄なお金は使わずに済みますね。(^^)
また来てね。