先日、定食屋でテレビを何気なしに眺めていたら宮城県の高校入試の各校別倍率が出ていました。
少子化を迎え各校ともに倍率は低く仙台市内の進学校を除けば軒並み一倍以下でした。
希望すればどこにでも入れる全入時代がこと高校に関しては実現しているようです。
さらにその上の大学定員も人気の都内の私立や国立の旧帝大を除けばこちらもほぼ全入が約束されており、受験生には天国の時代が到来した模様です。
自分たちの時代はまだ子供の数は多く各家庭に二人から四人ぐらいの子供がいたために高校入試から熾烈な戦いでした。
中学の模擬試験がそこそこだったので入った市内のナンバースクールで驚いたのは田舎で一番でもどうしようもないという事実で(笑)、よほど気合を入れて勉強しないと大学はどこも難しいなあという感想でした。
でも好きな映画や漫画を描くことに夢中になっていたので受験勉強はついついおろそかになり、入試が近づいて慌てて夜なべして勉強するありさまでした。
当時は数学や物理が出来ないのは駄目だと思っていたので文科系などハナから相手にしていなかったので、大学を出た後で世の中を眺めてみると文科系が支配しているのを実感させられて呆然としたものです。これは選択ミスだったな~。
楽な文科系の法学部や経済学部に行き、外務省にでも入った方が人生は刺激的で面白かったのではと今でも後悔しています(^^)。
でもそうなったら好きなオーディオは出来無かったのは間違いありません。
だって二年おきに転勤したり海外に行ったのでは趣味の世界は絶望的になりますから。
若い高校生のうちに学校で将来の進路について丁寧に教えてくれていたらなあと今でも残念に思いますが教師にそれを求めるのは酷でしょう。
今の教師は同僚を精神的に追い込んで自殺させるのに夢中なようですから(苦笑)。