伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

大学の無償化

議論が続く大学無償化論に対して元2チャンネルの創始者のひろゆき氏はFランクのどうしようもない大学まで無償化するのは税金の無駄だから反対だと述べて議論になっています。

 

確かにアルファベットもろくにかけない学生が大学で英語の授業を受けても理解はできないでしょうし、割り算もできない大学生が物理や化学の授業を受けてもちんぷんかんぷんでしょう。

 

欧米では大学までの教育は基本無料化されて奨学金も給付型で返す必要はありません。

だから卒業後はあくせくせず世界を回ったりして自分の好きな仕事を探すことができるのです。

 

一方日本では貸与型で卒後すぐに返済の義務が生じます。

そのために自己破産したり生活困窮に陥る人が続出しているのです。

私も6年間の奨学金を必死になって返しましたが安給料ではその間何も買えなかった記憶があります。(国分町で飲んではいましたが(^^);)。

 

国が大学教育を無償化するのなら共通一次テストで一定以上の点数を取ったものだけが無償の権利を得ることにすれば優秀な学生が親の経済状態で進学をあきらめることもなくなるでしょう。

頑張る子と能力のある子に国が支援を行い日本の発展に寄与していただくのです。

 

今は少子化が進行して選ばなければどんな大学でも入ることができます。

高校入試もテレビで見たら倍率0.1倍なんて冗談としか思えない学科を持つ高校もありました。

日本では名前もろくに書けなくても入れる、国の補助金目当てのしょうもない大学もどんどん増えているのが実情です。

 

大事な税金です。

国の大事なお金を浪費しまくるFランク大学を根こそぎ淘汰するために荒療治は絶対に必要でしょう。