正月の一日に突如起きた能登半島の大地震と津波は正月ボケした日本列島に大きな衝撃を与えました。
停止中の原発に全く異常がなかったのは不幸中の幸いでしたが、建物の倒壊による百人以上の犠牲者が現在確認されさらに増えそうなのは本当に心が痛みます。
全国から義援金や自治体の職員の人的支援も相次いでいますが許せないのは倒壊した家屋や自動車から金銭やガソリンを窃盗する人間がいることです。
今日のニュースでは避難していた小学校に車で押し寄せた男女四人組が、倒れた自販機からチェーンソーを使って飲料やお金を盗んでいったというのがあり唖然としました。
13年前の大震災の時にも被災地で流された建物の中に入り金庫を壊してお金を盗んでいったり、田んぼの中に取り残された車からガソリンを抜き取ったバカ者がいました。
日本は教育程度が高くそれに合わせて民度も大陸のお国とは段違いと日ごろ自負していた自信が砕け散るような気になったものです。
火事場泥棒は江戸時代には大罪でした。
日本でも刑法を改正して震災時の窃盗は平時の数倍になるように議員立法していただきたい。
パーティー券で裏金をねん出している事態ではありません。
