今年に入り日本株の日経平均株価が急上昇している。
ああいつものバブルかととらえている向きも多いと思うが今回はどうも本物っぽい。
昔「ジャパンアズナンバーワン」と言うエズラ・ボーゲルさんの書いた本が大ベストセラーになった時、日本はお祭り騒ぎでニューヨークのロックフェラービルまで買ってしまいアメリカの土地はすべて日本に買われるのでは!と言う恐怖をアメリカ人は持ったと思う。
でもそれがアメリカを怒らせてしまい一気に為替操作をされ円高が進み、瞬く間に日本は転落してしまったことを覚えている。
おかげで当時最先端で高収入だった半導体は台湾や韓国にすっかり価格の面で負けてしまい、通産省の無能さも相まって世界のビジネス市場から転落してしまって現在に至る。
ところがここに神風が吹いた。
アメリカが中国をパートナーとしてでなく打倒すべき対象と考えるようになったのだ。
バイデンは習近平を独裁者と呼んだと今日のニュースに出ていたのが何よりの証拠で、以前はそう思っていても決して口には出さなかったからこの違いは大きい。
いずれ近いうちに中国の台湾への侵攻が考えられるが、そうなったらアメリカの物づくりの心臓部である半導体は壊滅になる。コンピューターから兵器迄全てであるからこれは恐ろしい。
そのため世界最大の台湾の半導体メーカーに急いで日本の熊本に半導体工場を建設させ、北海道にも国費を投入して工場建設を進めている。すべてアメリカの指示と考えられる。
以前は日本を打倒すべき為替操作国としていたアメリカが日本を為替操作国から外し、手を取り合って日本を発展させようという気にさせたと考えるのが順当。
こうなると日本の物づくりは復活を遂げ再び栄光の日を迎えられるかもしれない。
年末には株価は予想もつかない値を示しているかもしれない!
かもね(笑)。