週末にのだやさんが注文していたパラヴィッチーニの昇圧トランスを持ってきてくれました。
彼は世界中で名作のアンプを作り名声をほしいままに先日日本で亡くなったオーディオ界の巨人です。
日本人の奥様をめとり九州で会社を興し活躍されておりました。
我が家にある最初は手で廻して駆動してやる極小のモーターを持った英国製レコードプレーヤーノッチンガムのスペースデッキですが、そのカートリッジの昇圧用に使っていたアメリカ製のアンプがそろそろ寿命で良い物がないか探していました。
のだやさんが持ってきてくれたパラヴィッチーニのプリアンプは素晴らしいしなやかさで、アナログのデジタルにはないどこまでも伸びていく美音にほれぼれし早速注文となりました。
入力が二つあるので片方にはリードのカートリッジのドイツ製のテデスカを、もう一つには日本製光悦のMC型ですがこれを昇圧するトランスが必要でいろいろ試してみましたがやはりパラヴィッチーニがぐんと優れて突出していました。
世界最高の性能を誇るのはリトアニア製のリードですが値段は数分の一の手回しプレーヤーも音に差はありません。
大型スピーカーから深々とした低音が出て高音はどこまでも伸びていきます。
広域を20キロヘルツでボツンと切ったCDでは絶対に出てこない音が出ます。
さらにレコードクリーナーにドイツの超音波洗浄機を入れたので新品以上のとてつもない音がレコード盤から出てきます。
あと10年楽しみたいと思います。