ヤフオクで落札し秋田の由利本荘市まで4時間半かけて取りに行ったトーレンスの226レコードプレーヤーですが、残念なことにアームからアンプにつなぐSMEのコードがついていませんでした。
のだやさんに相談すると本店に確か在庫があったはずということでわざわざ取りに行ってプレゼントしてくださいました。
いつも本当にありがとうございます。買えば相当にプレミアがついて高かったはずです。
早速取り付けて音を出すと、キレもコクもあり音が空間に広がっていくのがすぐにわかる素晴らしい音です。ペギー・リーが色っぽいことこの上ありません。三十数年前の物とは到底思えませんね、さすがの名機です。日本製の何十キロもある超大型機や美しいダイレクトドライブ機が空間感を再現できない駄作ばかりなのと比較してあまりにも違うので驚きを隠せませんでした。持ってる人がいたらごめんなさい。
いいものは時代を超えて存在し続けるものだなあと感動の一瞬でした。
カートリッジはこれも二十数年前に買っていたオルトフォンのSPUでしたがゴムのダンパーがヘタることもなく美しい音を奏でていましたので大したものです。
同じオルトフォンのトランスで昇圧しました。どうも高性能なイコライザーアンプよりもトランスの方が色気があるようですが不思議です。
我が家にはその他にも買いだめたカートリッジがたくさんあるのでいつでもプレーヤーの増加には対応できています。まるでオーディオ店みたい(笑)。
これで合計七台のプレーヤーがくるくる回っていることになります。
再生するレコードに応じてプレーヤーを替えるのは音楽好きにはたまらない一瞬です。
SP盤でジョルジョ・エネスコの神品のヘンデルのバイオリンソナタが聴けるとはなんという幸せでしょう。
こんなに集めて死んだらどうなるのだろう?とは一度も考えたことはなく、きっと、のだやさんが引き取って販売してくれるでしょう(笑)。
来週後輩が連れてくる予定のマニアの方はコロナのり患で急遽中止になりました。
なかなかマニア間の交流もしづらい世の中ですね。
健康な方のご来訪をお待ち申し上げます。