何年か前に買った蓄音機が壊れてしまったので、手持ちのレコードプレーヤーで聴いてます。
30年近く前に購入したスイス製の大型プレーヤーは針を付けるアームが三本もあります。
そのうちの一本にドイツ製のSP用カートリッジを付けてこれもまた昔浜松町で買った
SP盤再生用のイコライザーという増幅器を付けて中古の英国製スピーカーで聴いています。
神保町の中古レコードショップで買いためたSP盤は割れないように大事にとってありました。
再生するとザーザーいう針音の彼方から時折びっくりするようにリアルな音が聴こえてきます。
幻のバイオリン奏者バーシャ・プシホダやアルフレッド・コルトーなどは好事家には垂涎の代物です。
でも昔は安かった盤も今では高騰してしまい、軽い気持ちで買いに行くことはできません。
せいぜい5千円だったものが今では3万もするのですからびっくりです。
歌謡曲に移り、三橋美智也のりんご村からやご機嫌さんよ達者かねなどの
往年の名歌手の美声に酔い一日過ぎました。
自粛しろと急に言われても難しいですが、
慣れ親しんだ趣味の世界に遊ぶのもこういうときはいいものです。
歯科医は対面商売なので感染に気を付けるのはすごく大変です。
まさかこんな時代が来るとはなあです。
嬉しがらせ~て~泣かせ~て~消え~た~
おんな船頭唄はいいですね。心が洗われます。