一人のが功成り名遂げた陰には、大勢のがに骨を埋めるというをともなっているということ。また、それを忘れてはならないという戒め。
日本中にはびこる歯科の勉強会の類には、カリスマ歯科医とその人を取り囲むあまたの初心者の群れが見られます。
昔は総義歯の達人や歯内療法の達人がいていずれもアメリカ帰りの知識と技能を小出しにしながら素人歯科医師に君臨していたものです。
それが最近はインプラント治療が幅を利かせるようになり、新しい軍団として全国にいくつかのグループを形成しています。
癖の強い指導者にあこがれて入会しても必ずしもいいことばかりではありません。
こういうカリスマは自分がどこまでも一番なので跡継ぎを育てず、育ってくるとその芽を摘む行動に出ることも多い(笑)。
一将功成りて万骨枯る。
これが歯医者の程度の低さでしょう。
なので昔から一時期を除き、その類の勉強会には所属していないのです。
ちなみに、私の勉強会はすでに若手に会長職を譲りました。