ネットワークでダウンロードして高品位な音楽再生を行うソフトに、最近Roon(ルーン)
と言うものが入り我が家で美しい音楽を奏でています。
ダウンロード音源のTidal(タイダル)と紐づけすることで世界中の七千万曲!もの楽曲を再生でき、しかもほぼアナログ並の音質なのでこれを超えるアナログシステムを構成するのは大変と言う時代に入りました。
昨晩パガニーニのカプリースを35歳で夭折した天才マイケルレビンのものと、日本が生んだ世界最高峰のバイオリニスト五嶋みどりさんで聴き比べました。
レビン盤は12,3歳ごろの神童と呼ばれた時のもので切れ味鋭くパガニーニの精神に切り込むような演奏で、一方のミドリ盤は極めて響きの良い気品のある演奏でパガニーニが聴いたらきっと苦笑しそうな名演です。でこちらも極めて若い時の演奏。
天才は幼い時からすでに才能を発揮しているのが手に取るようにわかりますね。。
いずれも透明感あふれる素晴らしい音が部屋のスピーカーから流れてルーンの高性能ぶりが良くわかりました。
でも書いてある解説書を手元に持って読む楽しみは減りました。
なのでレコードやCDなどのいわゆるパッケージメディアは、それなりにまだ存在価値があるようです。
欧米ではCDの売り上げが激減しアナログレコードがはるかに多い枚数を売り上げているようです。
デジタルは安いダウンロードで十分だということでしょう。