昨日何度目かの雑誌社の取材がありました。
今回はアナログレコードの専門誌です。
オーディオ店ののだやさんのご紹介でおいでになりました。
珍しい女性編集長の方がインタビューに見えられ、楽しい時間を過ごさせていただきました。感謝申し上げます。
お話したのはアナログは我々が生きている世界を支配する法則でアナログレコードは原理から行ってもデジタルより優れているということです。
大自然とともに生きるわたしたちはニュートン力学の世界に生きているのです。
音波を細切れに分断し再構築するデジタルの世界はその分断能力が無限大にならないとアナログレコードの漂うような音には到達できないという事実。
将来量子コンピューターが発達して物凄いCPU(演算素子)が発明されれば相当近いものになるだろうという見込みなどです。
でも映像の世界に目を転じると、光は波と粒子の二重の性質がある量子力学の世界ですから目はデジタルの世界をもとより認識するので映像はデジタルでいいのだということです。すべては物理学の世界の話になるのです。
十枚ほどとっておきのアナログレコードとSP盤を聴いていただき楽しんでいただきました。
小林秀雄の音楽世界の認識論から量子力学まで広範囲な話になりましたので、編集長さんはまとめるのにきっと苦労をされるでしょう。
添削してあげるから頑張ってくださいね(笑)。