1982年に華々しく誕生した虹色に輝くコンパクトディスクは取り扱いが便利なため瞬く間に世界中に普及し、世界からアナログレコードを駆逐してしまいました。
オーディオマニアでも持っていたレコードをすべて古レコード屋に二束三文で売却しCDに替えた人が続出したほどです。
小生はへそ曲がりなのか、新しくできたCDがちっとも良いとは思わず、とはいっても歴代のCDプレーヤーは廉価なものから超高額のものまで購入し使用してきました。
それでもアナログの輝くようなみずみずしさをデジタルから聴くことはできず相変わらずアナログフリークで過ごしてきました。
現在部屋には六台のアナログプレーヤーがあります。バカですね(笑)。
で、先日のだ屋さんを定年退職した方が二年ぶりに遊びに来て、CDの表面に塗ると驚くほど音が良くなるものを見つけましたとあるものを置いていきました。
試しに塗ってティッシュでこするとあら不思議。透明感が倍増して綺麗な済んだ音になりました。
この手のいわゆるアクセサリー製品は昔から掃いて捨てるほどありました。
いろいろ試した記憶がありますが、一番良かったのは強い光で表面を刺激してやるものでしたがそれでもデジタル特有の鈍さは解消せずやがて飽きてしまいました。
これは光で読み取るときの補正で信号の欠落が起きるせいです。
でもって今度のアイデア品はなかなか面白い。
使用前後で明らかに差は出るがそれがその人の音楽性が違いますので受け入れられるかどうかは未知数です。でも世のかなにはいろいろ工夫する人がいるものです。
私は自宅でひっそりと楽しんでみるつもりです。
オーディオは何をやっても変わるので面白いですね。