戻り梅雨に入ったようで連日雨が降り続きます。
古くからの患者様が来るたびに病気の話になります。若い時にはこんなことはなかったなあと感慨深くなります。
みなさん健康自慢だったのがある日を境に自分の身体は永遠ではないのだと強制的に認識させられます。
脳梗塞、心筋梗塞などで入院を余儀なくさせられると誰しも思うことです。
殆どが生活習慣病で、塩分の取りすぎや暴飲暴食から来ています。
欲望を抑えて節制した生活をしていれば現在の医療が発達した世の中では84,5歳までは誰でも生きられます。
患者よがんと闘うなと仰った近藤誠先生の言葉は誤解されていますが、あれは治る見込みのないがん治療はするなと言う意味ですべてのがん治療を否定するものではありませんでした。
現在は定期健診で様々ながんが発見されて長生きできるようになりました。
わたしのところでも口腔がんをいくつも発見し、大学で手術をしていただいてその後元気に生活されています。
世間話をしながら健康談義をするのは互いに役に立っていると思うのです。