アメリカで発表された死因の第三位に過剰な診療と言うのがあって驚かされている。
ガン、心疾患に次いでやらなくてもいい診療による死亡が三位と言うのは驚異的だ。
過剰な検査により本来は見過ごされていい初期のがんが過剰に治療されてその結果死を招くというのだから、患者にとっては踏んだり蹴ったりだ。
以前に慶応大学の近藤誠先生が、がんにはがんのように見えて悪さをしないがんもどきがあると言って世間に衝撃を与えたことがあったが、この三位と言うのはそれも当てはまるのだろうか。
いずれにしても趣味のように医者通いでやたらに検査を受けるのはどうかということだろう。
高齢化社会のもう一つの問題点に違いない。