タイの大気汚染がこのところ深刻の度合いを増していて、マスクをしても外は危ないとか。一時の北京と同じですね。
経済発展に伴う自動車の急増で大気汚染はインドもタイも同じようにひどい状態のようです。
30年前に歯科医師会の学術委員会でタイで行われた学会に参加した際は車も少なく大気は大都市でもきれいでした。
同行した僧侶の資格を持つ先輩歯科医師がチェンマイのお寺を見たいというので急遽飛行機で飛びました。
当時のチェンマイは古都の面影が濃くいたるところにお寺があり静かなたたずまいでした。
ホテルに泊まって翌朝、早起きして散歩していると子供が小銭をくれと数人寄ってきます。見るからに汚い身なりで乞食だろうと思いポケットの小銭をやっていると血相を変えた警官が飛んできました。
この子らの後ろには乞食の大人がいて危険だから絶対にやらないようにと注意されびっくりした覚えがあります。
日本では乞食なんてそのころはいなかったのでこれは世界に出ないと世の中はわからないなと警官に感謝したものです。
その後もイタリアやスペインの学会でもロマ（ジプシー）が立派なホテルの前にゴザを敷いて犬迄連れて堂々と物乞いをしている姿に大いに驚いた記憶があります。
海外では乞食には注意しないと危ないですね。
