体内に寄生虫がいると免疫機能が高まって他の病気にかかりにくくなるという仰天の理論を引っ提げて学会の度肝を抜いた東京医科歯科大学の藤田名誉教授が81歳で亡くなられたというニュースが入りました。
笑うカイチュウと言う著書は大ベストセラーとなり私も読んでなるほどと思いましたが、藤田先生のように自分のお腹にサナダムシを飼う勇気はありませんでした。
お会いして話を伺う機会があった時、お顔はつやつやしてとても元気そうでこれもサナダムシのおかげですと笑っておられたのが印象的でした。
しかし教授会ではこんな下品な本を書くなと大いに叱られたそうです(笑)。
その理論は今でも正しいかどうか検証されていませんが(それはそうでしょう)、腸の健康が人間にはとても大切だというのはよくわかりました。
藤田先生のお腹のサナダムシちゃんもご冥福をお祈りします。
我々は乳酸菌を取りましょう。