先週の土曜日に日本口腔インプラントアカデミーの例会が歯科医師会館で開催されました。
私も久しぶりの講演で準備に時間を取られましたが若い先生方にお話を伝えるのは楽しいものです。
頬側骨がない患者にチタン強化型メンブレンを使ってインプラントをやった症例や、抜歯即時対応が出来たインプラントとその絶対条件、老健施設に入った患者の検診の話などです。
他の発表者は石川先生のインプラント後に咬筋の緊張を和らげるためのデトックスの注射の話、技工士の佐藤さんがデジタルに向かっている歯科技工士の仕事で勤務状況が改善され離職者が減っていることなど大変興味深い話が聞けました。
将来的にはワックスや金属を使用する歯科治療はすべてなくなり、コンピューター制御のマシーンで削りだしをする樹脂やジルコニアの製作物に置き換わると想像されました。
次回は五月の連休あとに開催予定です。
指名されたら興味ある症例発表をお願いします。
