伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

山田洋次監督大江健三郎氏の死去を悼む

へーそうですかと言う感じだが巷のご意見を拝借。

 

大江健三郎さんの死を悼まない人は「心ない日本人」なのか? また、山田監督がいうところの「正しい指針」とはなにか? 「正しい」かどうかは人それぞれであり、相対的なものだろう。それを一方が正しく、他方は正しくないというように簡単に割り切ってしまうあたりに、山田監督の限界が見えるように思われる。 我が国の国民の生命および財産を守らなくてもよいようなスタンスだった小説家の考え方にはまったく賛同できない。小説家としての功績を称え、その小説家としての大江さんの死を悼むにせよ、である。

 

常に現実に眼をつぶり理想論と性善説だけで世界を俯瞰した人達だろう。 その昔高校の社会地理の時間でソ連や中国北朝鮮等の社会主義国になるとやたら話が長い受持教師がいた。 知ってか知らずか毛沢東の大躍進政策の失敗、紅衛兵の人肉宴会や出鱈目、スターリンの粛清屠殺恐怖政治やウクライナの餓死政策等々の悪行には一言も触れなかった。 ただ社会主義国の宣伝ばかりしていた。 この世代の人々はいわゆる赤かぶれが多く共産党、社会党のシンパシーが確かに多い。 大江健三郎もその類である。

 

山田洋二監督、この人も素晴らしい映画を作る。遥かなる山の叫び声など高倉健主演映画などは最高。しかし、考えは平和憲法を守ろう、憲法改正反対と自国の防衛さえ拒絶する考え。文壇、映画界はほとんどが左翼といって良い。こういう有名人の考えに盲目的に追従する愚民が多いのが日本の悲劇。

 

津川雅彦さんが、山田洋次さんのこと、酷評してたな。映画監督としてというよりも左翼思想が凄くて、家まで行っても出てこないとか。 とにかく、愛国者の津川さんから見ると大江健三郎氏なん朝日新聞の広告塔みたいな人だったから、申し訳ないけど、この人が亡くなられても何の感慨も起きない。 左翼ベッタリの人がいなくなったのね、以上。みたいな。 とにかく、ヌートバーみたいな日本人らしいアメリカ人もいれば、なぜか日本を毛嫌う文化人もいる。自分はヌートバーの方が断然好きだよ。

 

少なくとも大江さんは「心ある日本人」ではなかったように思う。 そういう日本人的な観念を否定し続けてきたんだから。 美辞麗句や理想論を語ってれば心あるっていうのも如何なものかと思うが…

 

 

とまあこの手のご意見が湧くように出ています。

 

終戦後のソ連の工作が成功した世代だったのでしょうね。。。。