先日後輩のマニアさんのところで録音の優れたソフトを教えてもらったのでアマゾンで購入しました。
良い録音でしたが演奏は評価の難しいミニマルミュージックで勉強する必要がありました。
亡くなったオーディオ評論家の長岡鉄男は、家で音楽を聴くのに音だけを楽しむことがあってもいいのではないかという提言をして無名の作家の録音の良いレコードをたくさん集め本まで出しました。
それらはアフリカの民族音楽から現代音楽までそのすそ野は広く、今回手に入れたソフトもきっとそんな部類に入るのでしょう。
私は長いことクラシックの王道を歩んできましたのでそういうゲテモノ趣味は排除してきたので長岡流には反対の立場です。
ジョン・ケージやコリリアーノを含めもう少し古い所では十二音階の音楽なども面白いと思える人にはそうなのでしょうが音楽をリズム・メロディ・ハーモニーの三要素で楽しみたい向きには異端でしょう。
でもおかげで敬して遠ざけてきたミニマルミュージックの事が勉強出来ました。
たまには脱線もいいものです。後輩に感謝しました。
