伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

訃報ひっきりなし

小生は東北大学の九回生であったから卒業時には市内の歯科医師はほとんどが私立の名門?大学の卒業者ばかりで、一回生など足でこいつが東北大学だと指されたというから失礼な話だ(笑)。

 

それもあってか最初にインプラントをやった時には市内の先輩歯科医から陰でバッシングもあったようだが、徐々に他大学の先輩からの紹介患者も増えインプラントの市民権は確立していったように思う。

現在は駅前中心に全国規模の出張診療所が増え続けインプラントは金の成る木としてもてはやされるようになったのは何とも面はゆい気がする。

 

保険のクラウンも入れ歯も大赤字なのは昔から変わらないが制度上どうにもならないので若い歯科医は皆矯正治療とインプラントに走っているようだ。

 

さて大学を卒業してずいぶんと経つが最近は卒業生も多いため毎週のように訃報がとどくようになった。

 

卒業年度が近い方はご本人もしくは御令室、離れた人はご両親ということだがどこまでお悔やみを差し上げればいいのか頭を痛めることが多い。

 

両親に香典をいただいていない方でも近しい方には気持ちを包んでいるがそんなこんなでいつの間にか自分がその当事者になっているのだろう。

 

情けは人の為ならず。