ベラルーシの陸上選手がコーチへの不満をSNSに書いたらすぐに母国への強制帰国を命じられ命の危険もあるというのでポーランドへの亡命が認められました。
ソ連解体後に出来た東欧諸国のなかでもベラルーシは極端な独裁国家と言われている。
これにはロシアの後押しがあるのは火を見るより明らか。なにせロシアの大統領は終生大統領職にあるという日本の野党が見たら目玉が飛び出ること請け合いの新憲法を可決したお方。あ、日本共産党とおんなじか(笑)。
オリンピック委員会の会長も大統領が兼務していたが、あまりに非民主的だというのでIOCからクレームが入りその職を今度は息子が引き継いでいるという話で恐ろしい。
反体制派の乗る飛行機を戦闘機を出して強制着陸させたり、これまた反体制派支持の活動家を隣国で不審死に追いやっているトンデモ国だ。
亡命できた選手はこれからも刺客が付くと思うのでゆめゆめ油断召されるなと言いたい。
昔ルーマニアもそういう独裁国家であったが、国民の蜂起により大統領一家はロマノフ王朝の一家のごとく蜂の巣のように銃弾を浴びて銃殺されたのは記憶に新しい。
あの時は北の将軍様が一か月以上身を隠して話題になったがよほど怖かったのだろう。
明日は我が身。
毎日国民を慈しみ、徳を積んで慕われるようになれば塀の前に並ばされて銃殺されることもないでしょう。
グッドラック。