オーディオ業界でハイエンドと言えば庶民には全く手の届かない超高額な機器のことを言います。
アンプで数百万から数千万円、プレーヤーも数百万から数千万、カートリッジも百万円以上。
昔日本にオーディオブームなるものがあった時は押しなべてスピーカーはサンキュッパ、39,800円でアンプも似たようなものが多かったのです。これなら学生でもバイトを頑張れば何とか買える範囲内で、レコードは2500円くらいだったかな?
学生生協にはトリオ、サンスイ、パイオニアの御三家の製品が山積みにされていました。
そのころ秋葉原に行き駅前のサトームセンに行けば外国製の何十万もする高級品がガラスの向こうに飾ってありましたが、悪いことでもしないと普通のサラリーマンや学生には全く手の出ない高根の花。
それが今はヤフーオークションで安く求めることができます。でも来てみないと動くかどうかは保証外(^^)。
日曜日に夢メッセで4年ぶりのオーディオショーが開催され雨の中を大勢のマニアで賑わっていました。
私もお客さんを伴いあちこちメーカーのブースに首を突っ込んでみましたが、意に反して音はキンキンしたとげのある音でこれがハイエンドならがっかりの代物でした。
昔は部屋にしっとりと溶け込むような温かい音が多かったのですが、今は細部まで見えるような神経質な音が主流です。
特別に高い物はなかったのでその上の超上級機種は11月の東京輸入オーディオショーに期待です。
雑誌でよく見るオーディオ評論家の先生たちの解説付きなのでそちらも楽しみです。