伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

長寿村の秘密

世界中で百歳以上の老人が極めて多い三つの村を調べたアメリカの研究家のドキュメンタリーがネットフリックスで観られます。

 

そこは日本の沖縄とイタリアの山村、それにアメリカのロマリンダ地方の町です。

 

沖縄では畳の生活で肉はあまり食べずに野菜と果物と豆を毎日たくさん食べ、高齢者はコミュニティーがみんなで世話をして孤独にしないよう見張っており、歌を歌ったり三味線を弾いたり畑で農業をやったりして足腰の衰える暇を与えないのが秘密と言っていました。みんなで歌を歌うのはいいようです。カラオケなんかは大脳皮質の古い記憶をよみがえらせるのでいいようですね。

 

畳の生活は起き上がるのに毎日何十回とスクワットをするようだと言っていました。

 

イタリアでは坂が街中にあり毎日かなりの坂道をみんな年を取っても歩き回っている。

まるでスポーツクラブに一日中いるみたいです。

 

ここでも老人をまわりが決して一人にせず、一緒に食事を作ったり孫に話を聞かせたりして毎日楽しく過ごしていました。

 

ロマリンダではみんながスポーツにいそしみ一日中テニスや運動をして野菜中心の食生活で肉はほとんど食べません。一般的なアメリカ人の食生活は肉と油物中心で高カロリーです、ここの平均はその半分以下でビーガンと言ってもいいほど野菜中心の食生活でした。

 

ドキュメンタリーをまとめたインタビュアーは61歳のアメリカ人で、若い時から自転車で世界中を旅して長寿の秘密を探ってきた方です。

 

彼によれば親を殺すには施設に入れるのが一番良く、平均で2~6年早く死ぬそうです(笑)。

 

また高価なサプリメントやスポーツジムは何の効果もなくただお金を浪費するだけとか。

 

低カロリーの食事を何十年として毎日身体を動かしコミュニティーで支えられながら楽しく生きることが一番の秘訣だと説いていました。

 

付け焼刃では効果がなさそうですね(^^)。