伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

華夷秩序いまさら

中国の駐日大使を長く勤め日本語も達者と言われる王毅政治局員が日中韓三国の三か国イベントに参加した際に、日韓は髪を染めて金髪にしても整形して鼻を高くしても西洋人にはなれないと放言したらしい。

 

まことに中華思想溢れるお言葉で改めてアジアの国と特に経済発展している日韓は我が国に跪(ひざまづ)きなさいとのお達しであろう。まったくもって笑止千万。

 

ついこの前まで天安門広場は人民服を着た貧しい人民の乗る自転車で埋め尽くされていたのに、改革開放で世界中に留学生を送り込み技術や知的財産を盗みまくって今やベンツやBMWを乗り回す成金大国だとはとうに忘れたらしい。

 

中華思想とはシナが世界の中心である(中の国)と言う古来の皇帝支配下の時代の産物であり、現代の民主主義世界とは相いれない概念だ。ちなみに我が国で中国とは広島山口あたりを言い、中国銀行とは日本の銀行です(笑)。

 

最近はせっかく世界的な大企業に育ったアリババも、創業者のジャックマーが共産党に耳が痛いことを言ったという理由で莫大な罰金を科した上にほぼ共産党の所有物にしてしまい、ジャックマーはしばらく日本に逃げてきていたのは良く知られている事実。

 

ジャックマーは亡くなった京セラの稲森さんに心酔し、稲森イズムで会社を経営していたのは有名だ。

 

こんな経過を見ているので世界の企業はいつつぶされるかわからないと次々と中国から脱出し他のアジアへと生産をシフトしている。

またシナを代表する不動産大手恒大集団は膨大な負債を抱えて倒産し、中国共産党が何とかソフトランディングを試みているが、まあ無理だろう。

 

 

最近排ガスを出さない電気自動車で世界制覇を試みてはいるが最大手の企業はすでに倒産し、日本各地に販売店を出す予定だが韓国車同様日本人は見向きもしない気がする。

そして肝心の燃料電池は韓国共々お先真っ暗で、いずれトヨタの全固体電池を買わないと身動きできなくなるのは火を見るより明らか。

 

ハイブリッド技術がうまくいかずトヨタを排除するためだけに立ち上げたヨーロッパの電気自動車も、結局は化石燃料を膨大に消費して作り上げた電気の力に頼らざるを得ず環境にやさしくないのが明らかになった。

 

賢いドイツはその仲間からすでに離れている。

なんたって脱原発のためにフランスの原発から電気を買っている国だから(^^)。

 

ガソリン車からハイブリッド車、電気自動車から水素自動車までなんでもあるトヨタはこれから世界を席巻していくだろう。

 

今は大国のお隣さんも、王様は裸だったといずれ言われるかもしれない。