伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

何時から余生か

東大医学部の名物教授だった養老孟子先生が言うには、人間は生まれた時から老化が始まっていて、脳の神経細胞はオギャーと生まれた瞬間、胎児の時の十分の一ぐらいに減っているという。

 

本格的に老化が始まるのは35歳を過ぎてからだそうで、これは一般的にはすごく早い感じだ。

 

だから35歳以降はすべて余生となる(笑)。

 

女性が16,7で子供を産んでいた時代は35歳にもなれば孫が出来ていた計算になるからなるほどであります。

 

戦国時代は平均寿命は40歳くらいだったから、よほど食生活や医術に精通した武将でなければ85歳まで生きるなんてことは夢のまた夢だったろう。

でもそんな常識はずれに長生きした武将もいたことはいました。とにかく節制して食事に気を使い、傷の手当など医学の習得にも一生懸命だったそうです。

 

そして当時は外国人が持ってきた梅毒が猛威を振るっていたのでなおさら長生きは難しかった。

戦国武将は秀吉の朝鮮征伐で朝鮮から梅毒を大いに持ち帰っていたようです。

 

有名な武将は秀吉も含め全部梅毒のり患者でした。

 

徳川家康は妾は他人の女房しか持たなかったというのもうなづけます(苦笑)。