地元のデパートにお願いしていた志村立美画伯の肉筆画がオーディオの部屋に搬入されました。
これまでは芸大の有名な先生の描いた桜の絵が飾ってあった場所に交代です。
部屋が洋風の部屋だけに合うかな?という心配もありましたが、飾ってみるといい位置に収まり、これで憧れの画伯の絵の所有者になりました。贅を尽くしたオーディオにも全く引けを取りません(笑)。
一般にオーディオ好きの部屋は殺風景なメカメカした機械だけが支配する寒々としたところが多く、オーディオ店のような機器の配置を施した部屋は好みもあるでしょうが私にはどうも落ち着きません。
かと言って生活臭に溢れている部屋でもなんだか日常の延長の様で、音楽を特別な気分で聴こうという気にはなれません。
家を建てるときに音楽を聴く部屋をリビングにしました。吹き抜けのある、天井が高い部屋です。これなら音が上に登っていき詰まった感じがしない。オーディオラックもヤマハに頼んでリビング用をアッセンブリーして綺麗なものにしてやりました。これでオーディオ機器も喜びます。
おかげでオーケストラでも教会のコーラスでも上へ上へと音が昇って消えていきます。
最後の仕上げに部屋が殺風景にならないようにきれいな絵を掛けました。
でも数年すると見飽きてきます。
今度は子どもの頃からのあこがれの画家なので死ぬまで行けるでしょう。多分(笑)。
武漢ウイルスが収まったらオーディオ仲間にお披露目です。