あちこちオーディオ好きのお部屋を訪問して感じるのは、
いい音と響きの良い快適なお部屋は共通しているということです。
我が家を立てるときにオーディオ機器を置く部屋は開放的で天井が高く
エアーボリュームが大きいことをメインに設計しました。
物を置いていないときはわんわん響きましたがじゅうたんを敷き厚いカーテンを設置し、
大きなソファーを置いた時にはちょうど良い響きの部屋になっていました。
とにかくオーディオオーディオした部屋では安らげません。
音楽を聴きながらソファーに横たわりまどろむことが出来なければ
リラックスして音楽を楽しむことはできないと考えたのです。
寒い冬にはエアコンのうるさい音から逃れるために床暖房は必要ですし
明かりを落とした部屋で瞑想に浸るためにはダウンライトの明かりを調整する
細かな気配りも必要です。
時折訪れる雑誌社やテレビ局が感心して帰っていきますので、
当初の意図はかなえられたかもしれません。
あと20年弱でお迎えが来そうです。
それまで仕事のストレスはこの部屋で減らしていければと思います。