伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

入試シーズン始まる

先日、定食屋でテレビを何気なしに眺めていたら宮城県の高校入試の各校別倍率が出ていました。

少子化を迎え各校ともに倍率は低く仙台市内の進学校を除けば軒並み一倍以下でした。

希望すればどこにでも入れる全入時代がこと高校に関しては実現しているようです。

 

さらにその上の大学定員も人気の都内の私立や国立の旧帝大を除けばこちらもほぼ全入が約束されており、受験生には天国の時代が到来した模様です。

 

自分たちの時代はまだ子供の数は多く各家庭に二人から四人ぐらいの子供がいたために高校入試から熾烈な戦いでした。

 

中学の模擬試験がそこそこだったので入った市内のナンバースクールで驚いたのは田舎で一番でもどうしようもないという事実で(笑)、よほど気合を入れて勉強しないと大学はどこも難しいなあという感想でした。

 

でも好きな映画や漫画を描くことに夢中になっていたので受験勉強はついついおろそかになり、入試が近づいて慌てて夜なべして勉強するありさまでした。

 

当時は数学や物理が出来ないのは駄目だと思っていたので文科系などハナから相手にしていなかったので、大学を出た後で世の中を眺めてみると文科系が支配しているのを実感させられて呆然としたものです。これは選択ミスだったな~。

 

楽な文科系の法学部や経済学部に行き、外務省にでも入った方が人生は刺激的で面白かったのではと今でも後悔しています(^^)。

でもそうなったら好きなオーディオは出来無かったのは間違いありません。

だって二年おきに転勤したり海外に行ったのでは趣味の世界は絶望的になりますから。

 

若い高校生のうちに学校で将来の進路について丁寧に教えてくれていたらなあと今でも残念に思いますが教師にそれを求めるのは酷でしょう。

 

今の教師は同僚を精神的に追い込んで自殺させるのに夢中なようですから(苦笑)。

知られざる巨匠

世間的には全く無名の名演奏家がまだまだたくさんいます。

 

昨年その存在を知ったゲアハルト・タシュナーというバイオリニストがいます。もうだいぶ前に鬼籍に入った人ですが戦前から終戦までフルトヴェングラーのベルリンフィルでコンサートマスターをしていた方です。

 

あるきっかけがあってその方の復刻版のレコードとCDを買ってみました。

恐る恐る針を落とすと聞こえてきたのは凛として背筋の伸びたまことに気品のある演奏です。こういうのをノーブルと言うのでしょう。

 

ベートーヴェンのバイオリン協奏曲の第二楽章は旋律の甘さにおぼれない見事なたたずまいですし、ブルッフの協奏曲もこの曲の白眉と思われていたティヴォール・ヴァルガや高額で取引されるクリスチャン・フェラスをもしのぐ素晴らしさです。

またチゴイネルワイゼンはヒマリちゃんやフランチェスカッティを凌駕してナンバーワンの出来でした。

 

この方は調べてみるとベルリンフィルのコンサートマスターの試験に合格してフルトヴェングラーに採用された方で、戦後に常任指揮者に就任したカラヤンとは音楽性が合わないとベルリンフィルをやめた方のようでした。やっぱり一本筋が通っていました。

 

タワーレコードから限定発売ですが、youtubeでもどなたかがアップしているので視聴可能です。無料で素晴らしい演奏を是非お聞きくださいませ。

オーディオの断捨離

増えすぎたオーディオ製品を別荘に運び込み保管していましたが、あまりにも増えすぎてオーディオ店の様になって来た(苦笑)ので買い取り業者にあちこち電話をして査定していただき、昨日無事に第一弾が終了しました。

 

朝早くトヨタレンタリースのトラックで来たのは何と福岡の業者さんでした。

こちらは以前もお世話になり安心できる誠実さがあったので提示された金額でそのままお引き取りいただきました。

 

でも業者の中には悪質なものもあり注意が必要です。

 

テレビやネットで大宣伝をしている横浜の業者は壊れていても大丈夫!などと言っていますが実は全くの嘘(^^)。

まだ動く立派なものもゼロ円査定でおまけにビンテージ物を相場の三分の一で買いたたく悪質さです。

物凄いコマーシャル量に騙されないようにみなさんもご注意ください。

他にも似た業者はありましたが、芸能人を使って巧みに宣伝をするのはたいてい駄目です。

 

一度この会社の横浜の倉庫に実物を見に入ったことがありますが、広い倉庫は扉があけ放してあり埃にまみれて可愛そうな状態で一目で愛想をつかして出てきた経験があります。

結構ネットで名前を売りましたが今は社員が素人の若者ばかりらしく、どんどん客が減っているとオーディオ店から聞きました。

悪い噂はあっという間に広まるから恐ろしいですね。

 

どんな商売でも真面目が一番です。

 

沖縄・玉城知事の台湾総統選祝意に「重大な内政干渉」と中国側が反発 

そんなことするより石垣市長や先島諸島の市町村長と対話してきなさいよ。 デニー知事の言う民意とは、あなたの支持者だけのものですか? 判決を無視してまで政府に対話を求めるのに、先島諸島の県民との対話は逃げ回るのですか? 沖縄県政は、偏ったその一部の人たちだけのものですか?

 

家庭内のことを新聞が取り上げてはいけません。 今回のことは父親が息子に「何勝手なことやってるんだよ !」といった程度です。

 

という御意見が多いようです(笑)。

電気自動車はタイヤの減りが早い

一般に電気自動車は物凄く重い電池を搭載しているので普通乗用車で250キロから330キロ近くガソリン車より重く、大型のSUVに至っては1000キロも重いそうです。

 

だから通常走行でさえ今までの半分の距離で減ってしまいタイヤ交換の必要が出てくるとかでアメリカで大問題になっているそうです。

電気自動車は政府の補助金を使っても相当に割高なうえに、タイヤの減りが物凄く早いとなれば固定経費は半端でないでしょう。

 

若い時は雪が物凄く積もったのですべり止めのスパイクタイヤをはいていましたが、今は雪も降らず普通タイヤでも仙台は大丈夫です。

 

冬用タイヤが30万もするというので車を替えて三年間、雪の日はタクシーにして大幅な経費削減に成功しました。年間三日くらいでタクシー代は18000円に過ぎません。

仙台に減りやすく制動力に疑問のある冬タイヤはもう不要です。もちろん雪国に遠出をしたりスキーに行く人は別ですが。

 

先日約三年で普通タイヤを新しいものと交換しましたが、溝が深いうちは多少の雪でも滑ったりはしません。

 

車は所持しているだけで保険料やら税金やらが必要以上にかかります。地球温暖化は車のタイヤにもこと仙台では良い方向に影響しているようです。

残り人生電気自動車に替えることはないでしょう。

温故知新

昨日のだやさんが修理を終えたアンプとともに新しいカートリッジ(レコード針を伴う発電システム)をお持ちになりました。

デンマークの老舗オーディオメーカーオルトフォン社のSPU-GTです。

 

一般にレコードは盤面をこすって音を出しますがその際に発電機構を持つカートリッジを使います。

そのカートリッジは、世界中にいくつあるかわからないほどたくさんの会社がありますがほとんどは日本のメーカーのOEMだと言います。

オルトフォンでも昔日本で作っていたものがありますが、ほとんどのユーザーは知らずに使っていましたね(^^)。やっぱり舶来物は音が良いと(笑)。

 

でもSPUだけは本社のデンマークでベテランのおばさんが作っているという噂でした。そのオルトフォン社は世界最古のカートリッジメーカーではありますが、出てくる音も音楽性では他を圧倒的に凌いでいることが知られています。

 

学生時代は高くてとても買える代物ではありませんでしたが、働くようになって購入したらやはり他のカートリッジとは音楽性がかなり異なりました。キンキンしたりごみの影響を受けることもなくどんなレコードでも美しい音楽を奏でてくれるのです。

 

アナログはカートリッジの針先で振動を拾い、発電された微小な電流をアンプのイコライザーで増幅して音を出すのが一般的ですが、トランスと呼ばれる増幅装置をカートリッジの中に入れたのはこのカートリッジだけでした。理由は重くなるのでアームのバランスをとるのが難しいのです。

 

それでも昔の50年も前のこのカートリッジを聴くと今でも控えめに言っても!ベストの音質なのです。針先から増幅装置までの距離が最小限なのがどうやらその理由のようなのです。誰もが聴くと大人の音にしびれてしまいますから不思議です(^^)。音楽的なのです。

 

で、おそらくは巷のリクエストが多かったのでしょう、この度数十年の時を隔てて再発売となりました。

早速付け替えると昔の音楽性の高さはそのままに、現代的なワイドレンジの目の覚めるような音がするではあ~りませんか!

その場で導入を決め、のだやさんの納品を待つことになりました。

 

温故知新。オーディオの進歩はほとんどありませんね。

 

トヨタ自動車快進撃

傘下のダイハツの不祥事もものかわトヨタ自動車の株価は上昇気流に乗りっぱなしです。

 

以前この欄でトヨタを買おう!と言ってからすでに4割も株価は上がりました。

お金に余裕のある方たちはすでに大量に購入されていると思いますが、政府のニューNISAで利益に税金がかからない範囲が広がったことから株式市場に多くの国民が参入の事と推察いたします。

 

銀行の低金利政策はしばらく続けるとの日銀総裁の言葉がありました。

銀行預金をしても利息はゼロですから、決算の3月期に向けてまだまだ日本株は上昇すると推察されます。

 

さらに良いことには(?)不動産不況から中国の経済がだら下がりになり、外国資本の中国からの逃避が一斉に見られますのでそのお金は好調な日本経済に向かうでしょう。

 

アメリカの利上げはしばらくは見られませんが円安で円売りドル買いの基調は変わらないでしょう。円安ということは輸出産業には大変な為替差益が出ているということになりますね。

 

もう一度言います。トヨタを買いましょう(笑)。自己責任で。