伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

死ぬまでに聞くべきレコード9

不世出の大テノール歌手マリオ・デル・モナコの事を書きましたが日本の歌手でも素晴らしい人がいました。

 

尾崎紀世彦さんです。

 

なにせ発声が常人とはレベルがダンチ!で、こちらも歌い終わったらいつ死んでもいいという熱唱に感激するやらあきれるやらで初めてテレビでその歌声を聞いた時は誰もが圧倒されたものです。

 

69歳の若さで肝臓がんのために早世したのは日本の歌謡界にとって大変な損失でした。

外国の歌手に全く引けを取らない歌唱力を思うにつれ一度カーネギーホールで歌わせてやりたかったなあと今でもしみじみ思うのです。

 

声がでかすぎてウルトラセブンのコーラスで一人だけ随分後ろから歌っていたのは有名な話ですが、セブン~セブン~セブン~の三人目です。

バタ臭い顔をしていたなと思っていましたが祖父はイギリス人のクオーターだったようですね。

 

いまならイオンの8階にあるブックオフに行けば600円でLPが買えますから、ぜひお買い求めになり在りし日の熱唱を思い出してください。

 

「また逢う日まで」「さよならをもう一度」は日本の歌謡史に残る大傑作です。