ロシアの敗色濃厚なウクライナ情勢だがプーチンは追い詰められて素人を30万人も動員して最前線に配置したようだ。
武器の使用法も教わらずさぞや怖い思いをしているであろう徴集兵には全く同情の念を禁じ得ないが、ロシアや中国などの全体主義国家は昔からそうだったからあきらめるほかはありません。
第二次大戦でソ連は装備で勝るドイツ軍に人海戦術で対抗し山ほど兵隊を送り込んだが逃げたら後ろから拳銃で射殺していた。
これはロシアの狙撃兵を扱った映画で克明に描かれていたがいまだに同じ戦術の様だ。ロシアに人権尊重の観念はもともとない。兵士は哀れだ。
夜間の突撃を得意にしていた日本軍だが、後ろから自軍の兵士を打つなんて非道はそうなかったはずだ。
でも気に入らない下士官をどさくさ紛れに後ろから打ち殺すのは映画「兵隊やくざ」でも描かれていたからきっと戦場ではまれなことではないのだろう。
中国軍は朝鮮戦争の時最前線にこじき部隊と言うのを配置し、こじきや囚人に武器を持たさず敵陣に突進させていたと韓国の有名なインプラント歯科医から聞いたことがある。
敵に弾を消費させる作戦だからむごいものだ。
ロシアは今この中国の作戦に近いものをやろうとしている。
この戦争は負けるであろう。