この夏にオークションで落札したスピーカーは太古のアメリカ製でした。エレクトロヴォイスのリージェンシーと言うスピーカーです。
知人が二人も使っているので私もお試しで遊んでみようと持ったのです。
出品は札幌のリサイクル業者で、店でもオークションでもさっぱり売れずにどんどん値段が下がっていたものでした。
結構大型なので不見転(みずてん)で買うのはちょっとした冒険です。
入札者がいずになんとか下がりきった値段で落札できましたが、自宅へ送られたスピーカーを見ると結構な大きさ。
やっとのことで梱包を解き、リビングまで下に毛布を敷いてずるずる引きずって大汗を掻きながらセッティングを終えました。
余ったスピーカーコードを適当に合わせてつなぎ、CDを掛けましたがまあ普通の音でこんなものかという感想。しばらくほおっておきました。
ひと月してちょっとレコードでもと思いクラシックのレコードをプレーヤーに載せて針を落とした瞬間、ブリリアントな輝くような美音が部屋中に響き渡るではありませんか!
メインスピーカーのどでかい物に負けず劣らずの良い音です。
のだやさんを退職した方に来て見てもらったらなんと非常に珍しい初期型のスピーカーで、日本にもう一組あるかどうかわからない珍品とのこと。
たまに当たるからオークションはやめられませんね~(^^);
またもや部屋にガラクタが増えました。