伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

マニアの音

いわゆるオーディオマニアと呼ばれる方たちの音を聴くと、普遍的な良い音いわゆる芸術的な音を目指す人たちと自分だけの他人が何と言おうと特別なソフトだけを良く鳴らそうとする人に分けられます。

 

私は前者ですので部屋に様々な機器がありますが概して皆響きを重視した同じような心地のよい音です。

 

一方で知人のようにマーラーやブルックナーなどの構成の大きなオーケストラの音を残響たっぷりに響かせるのを主眼に調整を繰り返す方もいて、こちらは超低音重視の一歩誤れば風呂場のカラオケ(苦笑)。こちらはそのソフトだけは素晴らしいが他のバイオリンソナタや弦楽四重奏などはあれあれと言う感じです。

 

昔”ステレオサウンド誌”の読者訪問というコーナーで、評論家の菅野沖彦氏がとあるマニアを尋ねたときのこと。

 

その方は昔聞いたニューヨークフィルの音が忘れられずに徹底的にその音にしようと頑張ったとか。菅野氏いわく「かけてもらったオーケストラのレコードはニューヨークフィルの雰囲気満点だが他はそうでもなかった。もう少し普遍的な再生を目指した方がいいんじゃないか?」とのことでした。

 

オーディオ趣味はしょせんは個人の遊びです。どう再生しようと他人の知った事じゃありませんが、たくさん出ている素晴らしい演奏家のレコードやCDを普通にいい音で再生した方が精神衛生的にはいいんじゃないでしょうかね、と大相撲観戦の後友人とちゃんこ屋でオーディオ談義に花を咲かせてきました。(^^);