まるで漫画の主人公のような大活躍をした大谷選手でしたが、超一流の選手たちを選び信頼して戦った栗山監督こそがこの舞台のヒーローだったのではないでしょうか。
これがやたらと選手を殴ることで有名だったあの方とか(笑)、皮肉ばかり言って選手のやる気をそいでしまうきらいの合ったあの方だったらこうはならなかったでしょう。
これはベンチの選手の笑顔を見ていて確信出来ました。
実際イチロー選手はあの監督のもとでは絶対にやらない!と公言していたほどですから、自分の功名心にばかりたけた指導者は国際試合には向いてないのです。
優勝監督だった王さん原さん、どちらも笑顔が素晴らしかったですよね。どちらも選手を大変大事にしました。
栗山さんは笑顔は少なかったけれどもその分選手がはじけた笑顔でした。
生涯独身を貫く栗山さんは独身時代にイチロー選手の奥さんと付き合っていたが同時にテニスプレーヤーの伊達公子選手とも付き合っていたため、どちらとも百パーセントの思いで結婚することはできないと言って結婚をあきらめたそうです(週刊誌ネタですが)。
誠実な人なのでしょう。
WBC優勝の立役者は大谷選手ですが、本当に褒められるべきは栗山さんを監督に選んだプロ野球機構かもしれません。
三年後にまた興奮を分かち合いたいと思います。