40数年間クラシック音楽のレコードや演奏会にばかり意を注いできましたが、良い演奏であればジャズも聞きたいとは思ってきました。でも良い演奏の基準がさっぱりわかりません。
数年前に伺ったジャズ喫茶に四谷のいーぐるがありますがこの時は月例の会だったらしく一人のプレーヤーをとことん聞くという催しをやっていました。
若い人から年金生活者の高齢者までその道の達人で店はあふれかえっていましたが小生は明らかに久保田早紀さん(古いね)流に言えば、ちょっと振り向いただけの異邦人♪ (^^);
どこがいいのかわからず小一時間ばかり聞いて這う這うの体で高いコーヒー代を払って地下の薄暗いお店から出てきました。
喫茶店から出てほっとしたのはこれが生まれて初めてです。
でその後似たような経験を各地でしましたからジャズは体質に合わない印象を持ちました。
そこで何とかしようと昨晩、先週伺った多賀城に出来た素晴らしいジャズ喫茶のK氏を自宅に無理やりお招きしてジャズのレコードの指南をしていただきました。
彼曰く音決めの基準としての決め手はシンバルの音だそうです。
シャーんと気持ち良くなるかどうか。
何枚か素晴らしい録音のレコードを聴かせていただいた後クラシックのレコードを聴いていただきました。
とっておきの名演奏かつ名録音だったのでクラシックもいいなあ~と感じていただいたようです。良かった。
元々ワインを扱っている方なので御礼かたがた年末年始の家飲み用ワインを送っていただくことにしました。
今度はクラシックレコードをお持ちして別の世界も楽しんでいただこうと思います。
異業種交流は楽しくないと、ね。