ジョージアは以前グルジアと呼んでいた旧ソ連から独立した小国です。
ソビエト時代はさんざん本国のロシアからいじめられ辛酸をなめた国家ですが、ワインの世界で最も古い産出国としては意外に知られていません。
以前からたくさんのワインをロシアに輸出していましたが最近ではロシアに嫌がらせをされて輸入禁止措置を取られていました。
そこで西側世界に販路を求めた結果もうロシアに輸出しなくても良くなったそうですから世界は暖かい。
そのワインを友人がなじみのレストランでご馳走してくれるというので行ってきました。
なんとその色は真っ青です。まるでカクテルに使うお酒のようです。
飲んでみるとみた目とは裏腹に甘く美味しくてデザートワインの様でした。
この色は科学的な着色ではなく、ブドウの皮から取った色素で着色したものだそうですから安全です。
食事の時はロワール産の白ワインを飲み、そのあとでこのジョージアのブルーワインをいただきました。
アイスクリームやクリームブリュレなどとの相性がよさそうですね。
ドイツのリースリングの甘いやつやハンガリーのTokaiワインにも似て美味です。
お試しください。