先日ポーランドのワルシャワで行われたショパンコンクールで日本人ピアニストが見事二位と四位を獲得したとの吉報が入りました。
二位と言うのは50年前の内田光子さん以来と言うので大変な騒ぎです。
早速映像をユーチューブで観たら小太りでちょんまげちょび髭のおっさんが素晴らしい技を披露して万雷の拍手をもらっていました。
反田恭平と言う27歳の青年はすでに日本ではチケットが即日完売の大スターでしたからコンクールに出るのは反則のような方でした(笑)。
本選では指揮者もオーケストラも聴衆もすべて味方に引き入れたようなすでに巨匠の風格をたたえた演奏で、大ピアニストの誕生に日本でもこれから相当に騒がしくなることでしょう。
1975年に弱冠17歳で栄冠を勝ち取って一躍世界にその名をとどろかせたポーランド出身の貴公子クリスチャン・ツィメルマンは極めて見目麗しく、その後のピアニスト人生は順風満帆でしたが反田氏も後を追いかけそうです。
でも惜しむらくは見た目がおっさん過ぎるのでこれからの課題はダイエットでしょうか。
コンクールでピアノの音を会場中に響かせるために太ったと言っていました。ちょんまげも見た目を特徴づけるためだそうですからいろんな努力が実ってよかったです。
侍と呼ばれていたそうです。
来月美しいツィメルマンが山形に来るので聴きに行く予定です。
クラシック演奏家は技術もそうですが、今の時代は見た目もそれ以上に大事ですね。