伊藤慎一のつぶやき

仙台市にあるセントラル第一歯科クリニック院長のブログです

日本に生まれて幸せ

アフガンは結局20年かけて何も改善せずに二百数十兆円のお金をつぎ込んでアメリカの統治は失敗に終わった。

 

結局過去の戦争でアメリカが統治に成功したのは唯一日本だけということになる。

 

それも日本は、はなから選挙による議会制民主主義が曲がりなりにも機能し、国民の道徳を含む民度が世界でも一番だったからに他ならない。

断じてアメリカのやり方が良かったせいではない。

アメリカはベトナムに続き軍産複合体だけを太らせる無意味な浪費を強いられたことになる。

かつて南洋諸島を日本が委任統治していた時は無学文盲だった現地の人々は日本語でとは言え教育を小学生から受けたので日本人と同じ教育程度に引き上げられていたし、島の衛生も上下水道の設置で劇的に改善され汚れた水で命を落とす人も無くなっていた。

海産物を商う大勢の日本人約5000人)と一緒に会社勤めできちんとした収入も得ていたが日本の敗戦とともに元の木阿弥となり、働き口は米軍で働くことしかなくなった。

 

アメリカは征服した国にきちんとした教育をすることを意図的に避けてきたきらいもある。

 

世界の国々を眺めれば、宗教的教義が一番でそれがすべてに優先する国では民主主義は機能することは全く期待できず、女性の社会進出や教育も全く期待できない。

アフガンは自分で覚醒しなければ永遠に後進国のままだ。

 

お隣の半島では古来儒教が社会の近代的制度改革をむしばみ、情緒が法律の上を大手を振ってまかり通っているおよそ近代国家とは言えない状態だし、隣の宗主国は4000年来の帝国主義が未だに脈々と生き続いており地球のガン細胞となって人類をむしばんでいる。

 

いろいろ不平不満はあるが毎日誰の干渉も受けずに幸せに暮らしていけるのは幸せと言うほかないですね。

 

周囲を海に囲まれ恐ろしい隣国とは陸続きでない日本に生れた偶然に感謝です。