昨日朝にヤフオクで落札したレコードが我が家に届きました。
レコードは美貌のアメリカ人女性ピアニストのアンシャイン嬢のラフマニノフ3番。
余りの美貌故に本邦の評論家からはお嬢さん芸などと軽んじられて評価は高くなかった人ですがアメリカやヨーロッパでは録音終了時に指揮者やオーケストラ団員が立ち上がってブラボー!と叫んだほどの名人でした。
いつも出品されている方の解説では日本では美貌にやっかみが入って高い評価が得られなかったとかで、早速ターンテーブルに乗せたらスタンウエイの重厚な低音と一緒に軽やかな音も聞こえてきて稀代の名演と言うのがすぐにわかりました。
同曲をほかの演奏者と比較しても演奏技術は上を行き、録音もダイナミックレンジが大きな明瞭な録音でした。
調べてみると録音技術者はあのシュタルケルの松脂が飛び散ると言われた凄い録音をしたピーター・バルトーク。
CDでは出ているか不明ですが同好の氏はお試しください。