先日レコードの音をもっと良くしたいと思い、のだ屋さんにフォノアンプを持ってきてもらいました。
これはプレーヤーの針先で拾った信号を拡大してプリアンプに送り込む機械です。
製品はイギリス人で福岡在住のティム・デ・パラヴィッチーニさんと言う人のもの。
昔から有名なアンプデザイナーでオーディオにかける情熱は物凄く、
良い商品があると触りまくって壊すことから、
オーディオショーでは彼を自社製品に近づけるなとのお達しが出たほどのお方(笑)でした。
現在使用しているのは米国製の真空管の製品ですが音はきれいだがコクがない。
持ってきた製品を繋いだ瞬間、ビロードのような音色に引き込まれ導入が決まりました。
これで終わりと思いながらいつまでもこの趣味は奥が深い。
レコードにはどんな情報が入っているのか、永遠の秘密です。
生涯をオーディオにささげて世界中のレコーディングスタジオに製品が置かれた
パラヴィッチーニさん。日本人の奥様と福岡で会社を経営していました。